オークウッドプレミア東京 様

もともとOTAの管理はCRSを利用していました。その中で、手間いらずのスイッチャーサービス（JP Switcher）接続を通して国内チャネルの管理をしていましたが、本社の意向で管理システムを別のCRSに変更することになり、引き続き国内OTAを管理するためにサイトコントローラー『手間いらず』を導入する経緯となりました。

当初の予定では変更後のCRSに手間いらずのスイッチャーサービスを連携させ、管理システムを一本化させる予定でした。その移行期間中に手間いらずを利用して国内チャネルを管理していましたが、非常に使い勝手がよく、在庫・料金データの反映やサポートのレスポンスの速さから、CRSへの移行準備は済んでいましたが、国内だけでなく海外OTAやホールセラーなども接続して一元管理し、そのまま手間いらずの利用を続けています。

CRSとの連携だけでなく、現在利用しているPMSとデータ連携できるようにカスタマイズ対応してもらったこともシステム移行せずに利用し続けている理由の一つとなっています。

こういった施設に合わせた柔軟なフォローアップ体制があることや、海外のシステムとの親和性の高さから、会社やシステムへの信頼は厚く、導入の決め手となりました。

手間いらずの導入で社内に情報共有がしやすくなりました。1つの画面にスタッフみんながアクセスできて、レポーティング業務も簡単に行えます。また、当ホテルはグローバルブランドの施設のため、レートパリティの管理・チェックが大事になりますが、手間いらずを利用することでレートパリティが合いやすくなったと感じています。料金や在庫のコントロールがしやすくなったことで、スタッフの意識も変わり、管理画面を良く見て触るようになって、それが売上アップにも繋がっていると思います。スタッフの責任感やマネジメント意識の改革ができている点は大きいですね。

手間いらずの機能としてよく使っているのは、料金グループ機能ですね。それぞれのOTAで登録している同一価格帯のプランをグループ化して、一括で料金設定の変更や売止ができる機能です。レベニューマネージャーからの指示で日々販売料金の調整が必要になりますが、この機能を使って簡単かつ即座に設定を反映させることができます。

売止グループも日常的に使う機能の一つで、売り止め専用のプラングループとして各OTAのプランをまとめて、一括で日毎の手仕舞いの設定を行うことができるものです。グループごとにチェックボックスのオン・オフの切り替えのみで簡単に設定を変えることができるので非常に便利です。

メインの在庫コントロール画面もカレンダー形式で非常に見やすく、それぞれの日に設定してある料金ランクの情報も同じ画面に表示されているので、料金と在庫を同時に確認しながら1つの画面で操作ができるところがいいですね。

当ホテルでは日本語が読めない外国人スタッフも手間いらずの操作を行いますが、一度教えれば感覚的に操作することができているので、システム全体が親切な設計で、ユーザーにとって使いやすいインターフェースが追求されていると感じます。

1日の時間は決まっていて、できる作業にも限界があるため、簡単に情報の更新ができるシステムは限りある時間をセーブしてくれる大切な存在です。今後、宿泊予約はオンラインにどんどんシフトしていくので、サイトコントローラー含めITサービスを使える人材の確保・強化はホテル業界で生き残るために必要だと感じます。その中で、操作のトレーニングがほとんど必要なく、感覚的に操作できる手間いらずは初めて使うサイトコントローラーに良いと思います。