リアルエージェント
(旅行代理店)宿泊業界でのリアルエージェントとは、「リアル」は「現地」、「エージェント」は「仲介人」を指しており、つまり実店舗のある旅行代理店を意味します。
代表的な日本のリアルエージェント（旅行代理店）には、JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、阪急交通社、H.I.S.が挙げられます。
これに対して、実店舗を設けないでインターネットのみで宿泊の予約を受け付ける代理店をOTA（オンライン トラベル エージェント）といいます。
旅行代理店は旅行者に対して適切な旅行プランやパッケージを提案し、航空券、宿泊施設、交通手段、観光ツアーなどの予約手続きを代行してくれます。
個人旅行でもお願いすることもありますが、団体旅行での利用が代表的です。
宿泊施設は、旅行代理店に客室を事前に提供します。この客室在庫を「ブロック在庫」といいます。
旅行代理店経由で予約が入らなかった場合は、「返室」と言って約2週間前に施設へ売れ残った客室が返却されます。
使用するメリット
- グループ旅行やネットでの予約が苦手なご年配のお客様は旅行代理店を使用することが多いです。宿泊だけでなく、レンタカーや航空チケットなどもまとめて予約できます。
- グループ旅行などの予約を受けることができるため、予約数を増やすことが可能です。
デメリット
- ブロック在庫
- 手数料
旅行代理店に渡した在庫（客室）は、約2週間前まで返客（返室）を行うことが難しいです。
また、販売料金を事前に決める為、宿泊需要に応じた価格変更を行うことも難しいです。
実店舗を構えることで、費用分（手数料）がOTAと比べて高くなる傾向があります。
また、旅行代理店の担当者からサービス（例えば、ワンドリンクをつけるなど）を求められることもあります。
サイトコントローラーとの連携について
従来、旅行代理店への在庫の受け渡しや返室は、FAXや電話で行っておりましたが、最近ではサイトコントローラーで一括管理することも可能です。
サイトコントローラー「手間いらず（TEMAIRAZU）シリーズ」では、鉄道情報システム株式会社の提供する「らく通with」と連携することで、一画面にてリアルエージェントの管理をすることができます。
リアルエージェント連携に関して
TEMAIRAZUは、200を超えるチャネルと連携をしております。
こちらにて、弊社サイトコントローラーとの接続可能サービスを御覧いただけます。
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